アレロックを飲んで副作用が出た人達の体験談
2017/04/18
花粉症などで病院へ行ったときに処方されるアレロック。
副作用も比較的穏やかだと言われていますが、やはり薬ですから人によっては強い症状が出てしまうようです。
今回はアレロックを飲んで副作用が出てしまった人たちに、どんな症状が出たのかを聞いてきました。アレロックを飲む前に読んで覚悟を決めておきましょう。
目次
体験談
服薬した翌日の朝にだるさや眠気が
秋のイネ科の植物で、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状がありアレロックを飲み始めました。
アレロックは甘くてとても飲みやすい内服薬だったので、抵抗はありませんでした。しかし、服薬した翌日の朝からだるさや、眠気が強いなと思う日が数日ありました。
とはいえ、夜に服薬するとすーっと眠りに入れるので、そこは良い点でした。翌日の眠気は、やはり内服を飲んでいる限り続きましたが、アレルギー症状の辛さと比べると、内服を飲んでいた方が楽だと思い、今でも続けています。
内服を服薬する時は、夕食後になるべく早めに服薬するようにしています。なるべく寝る直前には飲まないように気をつけています。また、秋のアレルギー症状が強い時期以外は、1日2回のところ、1日1回夕食後の服薬のみにしています。すると、いくらか日中の眠気は抑えられました。
冬など植物のアレルギーが出ない時期は、夕飯後にさらに半錠にして、少ない量を飲むようにもしています。半錠という少ない量ですが、次の日の鼻水や目のかゆみが気持ち少し抑えられる気がするので、飲んでると安心感があります。
急に眠気が
体調によって、疲れていたりすると蕁麻疹が出やすく、広範囲にわたって痒みが出てきたので薬を飲もうと思い、抗アレルギー剤のアレロックを飲みました。
飲んでしばらくすると痒みが気にならなくなり、薬の効果だ!と思っていたのですが、急に眠気が襲ってきました。昼間だったため、車の運転もしなくてはならず、
最初はアレロックの副作用だとは全く思わず、ただ自分がだらけてるだけなのか、それとも疲れがたまっていて眠気が襲ってきたのか、そんな風にしか考えていませんでした。
これまで飲んだことのある抗アレルギー剤のアレグラではそんなことがなかったため、薬の副作用を疑うことはしませんでした。
眠くて眠くて仕方がなく、キッチンに立っていても眠くなります。これはさすがに疲れやだらけから来るものではないと思いました。そこでアレロックの副作用ではないか、と考えるようになりました。
もともと、総合感冒薬でも眠くなってしまう体質なので、副作用の眠気にかんしては注意を払っていたのですが、自分でもまさかと思いました。
それ以来、絶対にアレロックを飲むときには就寝前にするようにしました。
出来れば寝る30分前ぐらいに服用できると、ちょうど寝るころには副作用の眠気も襲ってきて、良く眠れることが多いです。昼間には絶対飲まないようにしています。
フラフラして立っているのも辛い
咳がひどくて止まらなかったため耳鼻科を受診。アレロックはそのときに処方されました。
副作用は、飲んでから3時間程度経ってから出ました。強い眠気と、頭がぼーっとする感覚がします。フラフラして立っているのも辛い状態。
その時のフラフラ感は貧血を起こしたときの状態に似ていました。目の前がノイズ状態で見えにくかったり、血の気が引くような感じです。
結構つらかったのですが、処方した医師からは「始めは眠くなるが数日で慣れる」と言われたので我慢していました。
6日経った頃にやっと慣れました。慣れたといっても多少眠気はあります。
処方されたのが7日分でしたが、もう飲みたくないと思い調剤薬局に電話にて問い合わせました。
回答は「咳の症状が落ち着いているなら中止してよい」とのことでした。
その後耳鼻科を受診した際、医師に副作用の話をしたらタリオンに変更してもらえました。
副作用が気になる方にお伝えしたいことは、辛かったら無理しないで医師か薬剤師に相談したほうが良いと思います。代わりになる薬もあるので、ずっと辛いのを我慢する必要はないです。
私はタリオンに変更してもらったら、効果は少し弱いものの辛い副作用もなく快適でした。もっと早く相談すればよかったと思っています。
仕事中に意識が飛びそうになりました
アレルギー性の鼻炎持ちで、毎日ではありませんが、突然鼻水が、水道の蛇口が閉まらなくなる状況の様になります。鼻栓(綿球)をして、マスクで隠さなくてはならないほどです。その鼻栓も1分もしない内にベタベタになります。
鼻をかみ、取り替える作業をしながら、仕事や家事をしてきていました。鼻水が止まらないと、頭までボーっとしたのぼせたような感じになります。
最初は市販薬の鼻水を止めるアレルギー鼻炎の薬を購入して飲んでいましたが、全く効果がなくて、仕事が休みの日に病院を受診しました。問診で、「アレルギー性の鼻炎でしょう」の事で、アレロックが処方されました。
アレロックを飲み始めると、市販薬で全く聞かなかった、蛇口が閉まらなかった様な状態の鼻水が、嘘のように、ピタリと止まったのです。
最初は処方通りに1日2回、朝と晩に忠実に服用していました。しかし、アレルギーを止めるお薬には、眠気が強く出るもので、朝に飲むと必ず、仕事中に意識が飛びそうになり、休憩中に少し仮眠を取っていました。
運転される方は十分注意して、服用された方がよろしいかと思います。現に私も運転する一人なので、何度か強い睡魔に襲われました。
怖くて医師に相談したら、寝る前だけの服用にしても良いとのこと。それ以来、何だか鼻がおかしいな?と思ったら、寝る前にアレロックを服用して、寝るようにしています。それでも日中も効果はありますよ。
自己判断で薬の飲み方を変更するのではなく、医師の相談のもと、服用を相談してください。
頭痛と急激な眠気を感じました
ウイルス性の風邪で発疹が全身に出たため、アレルギーを抑えるため皮膚科にて処方されました。
私は副作用として飲んでから30分~1時間程度、ぐらぐらくる重めの頭痛がありました。その後急激な眠気で瞼がとにかく重く、目も見えにくかったです。
幸い、幼児がおり仕事もない時期で、子供のお昼寝に合わせて毎日2.3時間睡眠を取ることができ助かりました。お昼寝をしてもなかなか起き上がれず、うとうとしてしまう感じの重い眠気がとても印象的です。
薬局でも、車の運転をするか聞かれ、この眠気では運転は難しいだろうなと思いました。
朝・夜に飲むよう指示されましたが、服用1日目は薬局に行ったのが正午前でしたので、6時間あければOKということでお昼に服用しました。
また、5日分処方され、経過観察の為何度か病院に行きましたが、発疹が治まってからもアレロックは全て飲みきってくださいとの指示でした。
5日目には体も慣れたのか、眠気も昼寝しなくても対応できる程度になっていました。しかし、寝起きはとにかく重くて1時間くらい起き上がれません。
細かい作業や、パソコンでの業務、車の運転などはアレロックを服用してからは難しいように思います。
身体がだるい、頭が働かない
6年ほど前に花粉症デビューしました。そのときはちょっと鼻がむず痒いことがある程度で、耳鼻科からクラリチンという薬を貰っていました。
ところが何年か前のスギ花粉シーズンのときは、花粉の飛散量が多かったのか花粉症の症状が強く出てしまいました。クラリチンを飲んでいてもくしゃみが止まらないだけでなく頭がぼおっとしたりと大変なので、耳鼻科で薬を変えてもらえないか相談しました。
少し強い薬を飲んでみましょうとのことで、そのときはアレロックが出されたんです。
耳鼻科の先生の説明でも、眠気が出ることがあるかもしれないと言われました。しかし、今まで抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を飲む機会は多々あるけれど眠気が出たことは全くなかったので、今回も大丈夫だろうとたかをくくっていました。
アレロックは1日2回朝と夕に飲むので、薬局から帰宅して夕食後から服用をはじめ、お風呂に入って寝てしまいました。
異変に気が付いたのは次の日で、朝食後にアレロックを飲んで出勤しましたが、何となく身体がだるい、頭が働かない感じで仕事どころではない感じになってしまいました。
その日は何とかやり過ごし、帰宅後夕方の分を服用して、翌朝同じようにアレロックを服用して出勤したところ、やはり同じようなだるさに襲われました。
最初はアレロックでも花粉症の症状が抑えられなかったのかと思いました。でも、身体のだるさがこれまで経験したことのないものだったので、薬のせいでは?と思い至りました。
結局すぐに耳鼻科に行ってアレロックの服用がつらいことを話して、今度はアレグラに変えてもらい、そのシーズンは何とかやり過ごしました。
そのときに先生から聞いたのですが、明らかに眠気やだるさと分かる場合はまだいいそうで、アレロックをはじめとする抗アレルギー薬の中には、自分で気が付かないうちに集中力や注意力が低下する副作用があるそうです。
私は車の運転はしないのですが、自分で気が付かないうちに注意力が低下するのは怖いですね。受験生の人の勉強に影響する場合もあるのだとか。
アレロックを服用するときは気をつけましょう。
副作用なしですっきりしたいなら
これまで見てきたようにアレロックには眠気・貧血・頭痛・だるさといった副作用があります。
特に自覚なしに集中力が落ちるのは厄介ですよね。車を運転しているときに気を抜けばどうなるか、考えるまでもないでしょう。
そこまでいかなくても、仕事のクオリティが少し落ちてしまうことはあるかもしれません。(アレロックだけでなく、鼻に効く薬は大なり小なり眠気を誘う副作用があるものです)
そういった事態を避けたいならどうすればいいのか?
他の薬を試すという選択肢もありますが、副作用の問題はやっぱりついてきます。
そこでおすすめなのがなたまめ茶。以前、なたまめ茶が鼻炎に効果があるかを3か月以上飲んだ人たちに聞いたら、意外とよかったという声が多数でした。
少しだけ引用します。
効果があったような気がします。というのも、母から勧められて、毎日飲んでいて、気がついたら、そういえば鼻炎なくなったなぁと気がついたからです。
元々花粉、ハウスダストなどのアレルギー持ちで、小学生の頃から鼻炎で鼻が詰まっていました。耳鼻科で薬をもらってやっと鼻炎の症状が抑えられるくらいでした。
なた豆茶は、母から勧められた当初は、どうせこれも効かないんだろうと思っていました。でも、何せ味が美味しいので、毎日趣味のように飲んでいました。
30パックの袋が二袋目に入る頃だと思いますから、1ヶ月以上飲んでいたと思います。劇的な効果ではなく、じわじわと効いていたと思うので気がつかなかったのですが、気がつくと鼻炎による鼻詰まりがなくなっていました。
確かに全部鼻炎がなくなった訳ではありませんが、それまでずっと鼻詰まりで就寝時に口呼吸だったのが、いつの間にか鼻呼吸をしていたのです。それに気がついた時はとても感動しました。
鼻の調子もいいし、美味しいのでずっと飲み続けています。
詳しくはなたまめ茶は鼻炎に効果的なのか?体験談を聞いてみたをご覧ください。
このように劇的によくなるというわけではありませんが、飲み続けていくうちに症状が軽くなっていったという人が多かったです。
副作用もないし、とりあえず2~3か月ほど試してみてはいかがでしょうか?もしかしたら毎日が楽になるかもしれませんよ。