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アパレル販売員12人にこの仕事で一番辛いことを聞いてきた

      2017/05/26

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「アパレル販売員になりたい。でも、仕事である以上、辛いことはあるはずだ。果たして自分は耐えられるだろうか?」

こんな不安を抱いていませんか?

確かにアパレル販売員になったものの、辛くてやめてしまう人は少なからずいます。自分に耐えられる辛さかどうか確認するのは大事と言えるでしょう。

そこで今回はアパレル販売員12人にこの仕事で一番辛いことを聞いてきました。辛いと答えた人が少ないものから順番に紹介していきます。

ノルマ

1番つらいことは、個人の売り上げを厳しくチェックされることです。いわゆるノルマです。

売り上げ順位が下の方だと、自分の接客の何が悪かったのか考えさせられ、自分の性格的なものまで言われることがあります。

私は一度売り上げが最下位になったことがあり、声が小さいとか積極性がないとか言われました。

ノルマがきつい職場は辛いですよね。他の人たちが結果を出している中、自分だけ全然駄目だと職場にも居辛くなってしまうでしょう。上司にも詰められます。長期間そんな状態が続けば、メンタルがやられてしまうでしょう。

同僚がワキガ

うちの店は、制服がなくてみんなで着回しだったので、一人ワキガの子がいて時間が時間が無いときは洗濯しないで、洋服が回ってくるのでその子の後は地獄でした。

あなたはワキガの人と一緒に働いたことはありますか?地味に辛いですよ。

本人には責任がないし、デリケートな話題だから注意もしにくい。かといって、我慢するには臭いが強烈過ぎる。かなりストレスがたまります。

接客業なんだから、面接の段階でしっかりと確認してもらいたいものですね。

お客さんに信じてもらえない

私は小さい子供の頃からオシャレをするのが大好きで、大人になったらファッション関係の仕事に就きたいと思っていました。

それで学生時代にアルバイトを始めた時からアパレル関係の仕事しかした事がなく、学校を卒業してからも洋服の販売員として就職をしました。

私は自分が着飾りたいだけでなく、自分以外の誰かをコーディネートをして喜んでもらえたり可愛くなってもらえたりするのも大好きです。

なのでお客様それぞれが持っていらっしゃる雰囲気や好みにあった着こなしやアイテムを紹介しています。

ですがたまに「人気がない商品だから勧めてるんじゃないの?」とか、「早く売ってしまいたいアイテムなの?」などと言われることがあります。

一生懸命考えて自信を持ってお勧めしているだけに、正直そういうことを言われるのが一番悲しいです。

お客さんに喜んでもらうのが、この仕事をやっていく上で最大のモチベーションである人も多いでしょう。それなのに、これはひどいですよね。

ノルマのきつい店もありますから、人気のない商品を売りつける人も確かにいます。しかし、全員がそうというわけではありません。

そこら辺のことをわかって欲しいものですね。

服を買わなくてはいけない

私が一番つらいなと思うことは、そのブランドの服をたくさん買わなくてはならないということです。

私は週に五日働いているので、洗い替えを含め上下三枚は服が必要です。店頭からすぐになくなる商品や商品があってもカラーが少なくなったりサイズが少なくなったりするともうその服は着れません。一番寒い二月にはもう春服を着なくてはなりません。

給料の大半を仕事服に費やさないといけないのがつらいです。ユニフォームがあればと思うことがよくあります。

「店員さんの着ているそれはどこにありますか」と聞かれて、その店で売っているブランドじゃなかった時はお互い気まずい。それに、売上を逃しかねません。店側が店の服を買えと言うのもわかります。

でも、それならがっつり割引するか、経費で購入してほしいところですよね。

仕事中のファッションを制限されること

ブランドによってかもしれませんが、赤文字系のブランドの場合、例えば、生理中でもその時売れ筋の「白のパンツ」を履かないけないことや、細身のサイズを着ないといけないのが辛かったです。

また、ヒールを履いて何時間も立ちっぱなしなので、足が棒みたいになります。見た目は華やかでも、きついし地味な仕事も多いです。

店員がマネキン代わりという店も多いもの。お洒落だけど着心地の悪い服やヒールを身につけなければならないこともあるでしょう。

ただ、仕事着としてはしんどいですよね。体のめぐりが悪くなって、終わったらグッタリしてしまうでしょう。

思うように休みが取れない

土・日曜日、祝日は、お客様が多く来店するので、思うようにお休みをいただけません。

お店のスタッフ総出で出勤し、お客様対応や衣服・小物類の商品整理を終日しています。多くのお客様が来店されても商品が見やすい綺麗な売場作りを心がけています。

どうしても参加したいイベントが土・日曜日開催でした。店長に頭を下げ、お休みをいただきましたが、そのために6日連続勤務をしました。立ち仕事メインと言うこともありさすがに最後の勤務の方は体力的にふらふらでした。

とにかく休みが取れないことが辛いです。

普段から少ない人数でお店を回しているので希望休を出しづらく、休みたいときに休めないので趣味や友人関係などに費やす時間が無くなります。

特に大変なのは誰か一人でも体調を崩してしまった時です。ギリギリの人数でやっているので例え一人でも休まれるとその人が回復するまで休みなく出続けないといけないこともあります。

一度店舗内でインフルエンザが流行してしまった事があり、ヘルプを呼んでもらってなんとかお店を回しましたが、多少体調が悪くてもインフルエンザと診断されない限り休みたいとは言えない雰囲気で、地獄でした。インフルエンザに罹ってしまいたいとすら思いました。

ある程度自由に休みたい人にはアパレル販売員は向いてないと思います。

ようやく回答がそろってきました。

休みが取れないというのは確かにきつい。ずっと仕事だと疲れがたまっていきます。

交友関係を保つのも難しいでしょう。販売員として培ったコミュニケーション能力をもってしても、会わなければ友達関係を維持するのは難しいと言わざるをえません。

人間関係が悪い

先輩に売上を取られてしまうこと。

これはショップにより程度がありますが、販売員は売上目標やノルマがあってそれによって評価されます。給与に響く場合もあるし、それが無くても一定の売上をあげていないと店長に指導され、自分で買い取りを増やしたりしなければならないことも。

同じシフトに意地悪な先輩がいると、「あのお客さんは私が先に声掛けしていた」とか、「営業電話して来てもらったのは私だから」と、売上を奪います。

後輩が現場でトークしてお客さんの購入が決定したのに、精算時に裏から出てきて「あら〇〇さんこんにちは、いつもありがとうございます」とか言ってしゃしゃり出る。そして、勝手に自分の担当者コードでレジを通したり、全部でなくても半額は私の売上だと主張したりします。

最初に見た時は世の中にこんな人がいるんだと驚愕しました。

強く言われると新入の販売員は逆らえず、辞めていくこともあります。

一番辛いのは女性同士のプライドの張り合いや戦いです。

完全なノルマがあったわけではないのですが、1日の売上達成のプレッシャーや、“個人売上”の競争みたいなものが女性同士の間でバチバチとあって精神的に追い込まれました。

たとえ自分が長く接客をしていたお客様であっても、別のスタッフに勝手に売上をとられたりすることもあり、憂鬱になることも多々ありました。
毎日気を張っていてとても辛かったです。

スタッフ同士、空気も悪くなり出勤するのが嫌になりました。

景気が悪くて、店じたいの売り上げが悪いなかで、少ないお客様の奪い合いにスタッフ同士の仲が険悪になっていて、店の雰囲気か悪いことがツライです。

私がたまたま連続で売り上げを上げたりすると、売り上げの悪いスタッフの機嫌が悪くなり気を使います。

機嫌が悪くなると無視されたり、睨まれたりするので、お客様への接客もしづらくなり、売り上げを思うようにあげられません。

この頃はファストファッションのお店の方にお客様が流れていくので、スタッフの接客だけで売り上げを上げるのは難しいです。なので、会社の方針が変わらない限りはこの状態が続くのかなと思います。

うちのお店でも、もう少し価格を下げてくれたらお客様も買いやすいし、私たちも売りやすくなるので、スタッフ同士の関係もよくなるかなと思います。

スタッフ同士がライバル関係になってしまうことです。商品が売れなければ上から嫌みを言われますが、かといって売れれば今度は同僚から嫉妬されるのです。どっちにしてもとてもつらく、長くは続けられませんでした。

人間関係が辛いと答えた人が一番多かったです。

これに関しては、アパレル販売員に性格の悪い人が多いというより、構造的な問題ではないでしょうか。

同じ売り場を共有する以上、必然的にお客の取り合いになりやすい環境が整っています。

そもそも、人間が他人に優しく出来る第一条件は、自身に余裕があること。余裕のない状態で奪い合えば、人間関係がギスギスするのは当たり前です。

人間関係が悪いと地獄

1位人間関係が悪い
2位休みが取れない

結果としてはこうなりました。

ノルマのきつさを語る人がもう少し多いと思いましたが、意外とそうでもありませんでしたね。

どの仕事でもそうですが、やはり人間関係が働きやすさに大きく影響するもの。アパレルも同じと言うことでしょう。

人間関係の悪い職場で1日を過ごさなければならないのは、かなりの拷問です。一番辛いという人が多いのもうなずけます。

就職先を探す際は、人間関係と休みを確認してみるといいでしょう。

会社の内部情報をのぞく方法

アパレル販売員の働きやすさに大きく関わる、人間関係と休み。これらはどうやったら確認できるのでしょうか?

一番いいのが、就職を考えている会社内部の人に話を聞くことであるのは言うまでもないでしょう。会社内部の雰囲気や福利厚生だって把握できます。それこそ、表に出せない話だって聞かせてくれるかもしれません。

ただ、そう都合よく内部の人と話したりできませんよね。

そこで、おすすめなのがキャリコネというサイト。

このサイトには色々な会社の人が書いた、会社内部の口コミが10万件以上掲載されています。転職活動の際には絶対にチェックしておきましょう。

もちろん、このサイトをチェックすれば万事うまくいくというものでもありませんが、見えている地雷は避けるべきです。

中には「これ掲載していいの?」と言いたくなるような情報もあるので、読んでいるだけでも面白いですよ。

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