知っている人に聞いてみた

経験者達に意見や体験談を聞いてきました

塾講師達に聞いた、塾に入っても効果がない子の特徴

      2016/02/05

koushiseiseki

「そろそろ受験が見えてきたし、本格的に我が子の成績を上げたい」
「勉強嫌いを何とかしないと将来が心配だ」

そう考えて、子供さんを塾に入れる保護者の方は多いもの。

学歴さえあればいいというものではありませんが、やはり学歴があったほうがいいのは確かです。子供の将来を真剣に考えれば、安くはない授業料も惜しくはないでしょう。

しかし、塾に入れれば成績が上がるというものではありません。成績が上がらない子は結構います。

入塾させても効果がないのだとしたら、払ったお金がまったくの無駄。それに、受験までの貴重な時間は戻ってきません。そんなことは避けたいですよね。

そこで今回は塾講師経験者たちに、塾に入って成績が伸びる子と伸びない子の違いを聞いてきました。塾講師たちは色々言っていましたが、ここでは傾向をまとめます。

成績が伸びない子の特徴は三つ

成績が伸びない子は以下の特徴を持っていることが多いようです。

親に強制された

出鼻をくじくようで心苦しいのですが、残念ながら親に強制されて塾に通っている子は成績が伸びません。

本人に目的意識がなく、塾に行くことがゴールになってしまっているからです。

そうした子は塾に来ても授業に集中せず、黒板の方を向きながら、頭の中では別なことを考えていると言うケースがほとんど。そんな状態では成績が上がるわけがありません。

あと、塾に入れられたことに対する反抗心が勉強の妨げになっているケースもあります。

周りの子が通っているから塾に入った

友達が通っているから行くというパターンも駄目です。塾へ行くのも遊びの延長と捉えているため、授業に集中していません。

コミュ力は上がるかもしれませんが、成績は伸びません。

本当にやる気のある子は一人で来て最前列に座っています。そして、自分の世界に入って黙々と勉強しているものです。

復習しない

一度聞いただけでおぼえられる優秀な人も中にはいます。しかし、そんな人は極一部。

ほとんどの生徒は塾だけでなく、塾で習った内容を家でも復習しなければ頭に残りません。

着実に成績を伸ばす子は、確実に出来るようになるまで家で復習しています。

結局のところ、本人の目的意識が大事

  • 親に強制された
  • 周りの子が通っているから塾に入った
  • 復習しない

どれも本人の目的意識がないことを示しています。当たり前ですが、目的意識がなければ成績なんて伸びません。

塾で勉強を教える、学ばせるのは講師の役目ですが、子ども自身に「学びたい、勉強したい」という意思があることが大前提。集中せず右から左では頭に残らないでしょう。

なんだかんだ言っても、受験は競争。勉強する目的や理由がない子供は、勉強する目標や理由がある子供にはモチベーションの面で必ず負けてしまいます。

何となく高校に行きたいという人と、〇〇高校に行きたいという人では、どちらのほうが勉強するかと言えば後者です。

目的が具体的であるほど、そこに到達するためのプロセスが分かりやすく、モチベーションを上げていきやすいのです。

本人に目的意識がなければ、いくら腕利きの講師だってお手上げ。勉強するのは講師ではなく、あくまで子供ですから。

親が安心するために塾に通わすのは意味がない

子供の成績を親が心配するのは当然です。日々、苦悩しておられることでしょう。苦悩から逃れたいと思うのも自然なことです。

しかし、塾講師たちの話からも分かるように、塾に行かせれば成績が上がるというものではありません。

塾のチラシを見ると、塾にさえ入れば成績が伸びるみたいな印象を受けてしまいます。でも、親の立場でそれを信じてはいけません。

塾関係者たちは商売でやっています。彼らにも生活があるし、家族だっているかもしれません。お金を稼ぐために、誇大広告気味になるのも自然なことです。

本気で子供の成績を伸ばしたければ、塾に通わせているという安心感に逃げてはならないのです。

成績を伸ばすにはどうすればいいのか?

塾というのは一体多数で教える場ですから、どうしても大雑把になってしまいます。一人一人向き合って動機付けするところまでは手が回りません。

ですから、そこは親御さんがやる必要があります。それが成績を伸ばす第一歩です。

目的意識を持って欲しければ、早い段階で受験の厳しさや準備することの大切さを認識させること。そして、学習習慣を身につけることの大切さを親御さんがハッキリと指導することです。

また、漠然としたイメージとは違う具体的な目標をもたせ、そこから日々の行動にまでブレークダウンするという作業も親子でやってきましょう。

動機付けに特効薬はありません。しっかり子供と向き合いましょう。

 - 子供の勉強