点鼻薬を使いすぎて鼻づまりが悪化した人達の体験談
2017/04/18
鼻づまりで苦しい。頭がハッキリしないし、なかなか寝付けない。
そんな時の強い味方になるのが点鼻薬ですよね。あなたも常備していることでしょう。
ですが、いくら便利とはいえ、薬は薬。使いすぎた場合の悪影響が不安ではないでしょうか?
そこで今回は点鼻薬を使いすぎてしまった人たちに、どんな症状が出たのかを聞いてみました。
目次
効かなくなる
やはり、薬ですから使いすぎると効かなくなるようです。全員、段々と効果が弱くなってきたと言っていました。
一時間ともたなくなりました
私は、風邪をひきやすいタイプで、年に5.6回はひきます。特に冬場は乾燥する為ひきやすいです。
風邪をひくと鼻が詰まります。そして、私は鼻をかむのが苦手なので、すぐ点鼻薬に頼ってしまいます。
点鼻薬に頼っても、風邪が治れば、鼻の通りも自然に良くなり、点鼻薬を使わなくて済む様になります。
しかし、その時は点鼻薬がずっと手放せませんでした。点鼻薬をさす間隔もどんどん短くなり、1時間ともたなくなりました。仕事にも支障をきたす様になり、集中出来ませんでした。さし過ぎて鼻の感覚も麻痺していました。
眠っている間も1.2時間起きに目が覚め、点鼻薬をしないと眠れない様になりました。今まで風邪が治れば、点鼻薬を使わなくて済む様になっていたので、様子を見ることにしました。
しかし、風邪をひいて1ケ月経っても鼻詰まりはいっこうに治らなかったですし、さす間隔も30分間隔になり、睡眠不足も酷くなり、とても不安になりました。
ようやく私は耳鼻科に行き、飲み薬と点鼻薬をもらいました。市販の点鼻薬とは違うとの事でした。飲み薬と耳鼻科からもらった点鼻薬を4.5日すると、少しずつ快方へ。飲み薬も点鼻薬も辞めれました。
その時に私は、もう市販の点鼻薬は卒業しようと思いました。
点鼻薬で鼻の詰まりがとれるの一時的なもの
私が点鼻薬に出会ったのは今から十年前、ちょうど大学入学で上京してから、一年がたった春のことでした。
鼻のむず痒さがとれず、最初は風邪かなと思っていたのですが、症状は重くなる一方。病院で検査したところ花粉症と診断されました。
お医者様からのお薬をいただき、投薬治療を春の間中やりました。しかし、お医者様(内科でした)のお薬は花粉症にはほとんど効かず、苦しい毎日でした。(花粉症の経験がある方はご存じだと思いますが、内科のお薬はほとんど効きません。)
特に「鼻が詰まる」のが一番の問題で、夜寝るとき苦しくて眠れません。このままでは睡眠不足になるぞ、と困って手を出したのが、鼻の点鼻薬でした。
点鼻薬の効能は素晴らしく。鼻の詰まりが嘘のようにとれ夜眠る前にさすようになりました。
そのまま解決し今に至るなら、素晴らしいのですが、そうはいきませんでした。
鼻の点鼻薬の欠点としてその作用時間が圧倒的に「短い」というのが挙げられます。最初のうちは気にもならなかったのですが、点鼻薬で鼻の詰まりがとれるの一時的なもの。あくまでその場しのぎの対処療法にすぎません。
夜中、作用が切れるとまた鼻が詰まり、指し直さなければなりません。しかも作用時間は使用すればするほど短くなっていくように感じられ、解決は抜本的ではないのです。
いまではアレルギー内科に通い。医師の診断の元、適度な運動を心がけ、体質そのものを変える、という風に対処しております。
鼻づまりが余計にひどくなったり、鼻水が出るようになることも
効き目が弱くなるぐらいならまだ幸せです。中には鼻づまりが余計にひどくなったり、鼻水まで出るようになった人もいます。
点鼻薬の効果がなくなると、ひどい鼻詰まりにおそわれます
子供の頃から鼻水、鼻詰まりで悩まされていました。日中は頭がボーとして、夜中は寝ていると息苦しくて目が覚めたり、いびきがひどかったりと悩んでいました。
あまりにもひどかったので近くの耳鼻咽喉科に行ったところ、アレルギー性鼻炎で鼻の粘膜が腫れているとのことでした。
その時、飲み薬と点鼻薬を処方されました。
点鼻薬は辛い時にだけ使用するようにとのこと。市販の点鼻薬より効き目は弱いが鼻にはいいと言われていました。
その後、点鼻薬が無くなってしまい、つなぎのつもりで市販の点鼻薬を購入し使用しました。市販の点鼻薬はすごく即効性があって、鼻が一気に通ってスッキリしたのが癖になり、鼻が詰まるたびに使用するようになりました。
しかし、点鼻薬の効果がなくなると、ひどい鼻詰まりにおそわれます。その繰り返しで何度も点鼻薬を使ったせいで、匂いがわからなくなってしまいました。
慌てて耳鼻咽喉科に行ったら、市販の点鼻薬を辞めるように言われました。
点鼻薬を使いすぎるのは本当に良くないので、癖になってしまう前に耳鼻咽喉科で正しい治療をすることをおすすめします。
鼻づまりだけではなく、鼻水がよく出るように
点鼻薬を使い始めたキッカケは花粉症でした。
初めて症状が出てから数年間は薬を使用しなくても平気だったのですが、仕事を始めてからちょうど花粉症の時期と繁忙期が重なり、ストレスのためか症状がひどくなりました。
ただでさえストレスを感じているときに花粉症の症状もひどくなり、特に辛かったのが鼻づまりで夜眠れないことでした。点鼻薬を使い始めたのはそのころです。
使い始めて一番感動したのが、すぐに鼻がスーッと通るようになったことです。さっきまであんなに詰まっていたのが信じられないくらいでした。
それからしばらくは夜眠るときにだけ使用していたのですが、そのうち持ち歩くようになり、昼間でも症状が気になるときに使用するようになりました。
使用回数が増えてから少しずつ体に変化が起こりました。点鼻薬の効果が切れるくらいの時間になると、徐々に鼻が詰まり始めるのが自分でハッキリと分かるようになったのです。
同時に、効き具合が夜寝る前にだけ使用していたころよりも弱くなったような気がしました。しかも、鼻づまりだけではなく、今度は鼻水がよく出る症状も出てきました。
点鼻薬がそろそろ切れる時間だと分かっていても、仕事中だとすぐに薬を使えるわけではありません。特に私は当時、接客の仕事をしていましたので空き時間というのがバラバラでした。
ですから、接客中に症状がだんだんひどくなると内心ハラハラしていました。しかも、そういうときに限って、鼻づまりではなく鼻水がよく出る症状が強くなるのです。
接客中に薬が切れて、鼻水がタラーっと流れてきてしまい慌てた経験もあります。何とかやり過ごしましたが、その場しのぎの点鼻薬にばかり頼るのは良くないと思いました。
それから私は根本的に治すようにしたいと考えて、漢方薬を飲むようになりました。
効き目は点鼻薬を初めて使用したときのような即効性はありませんが、気が付けば一年一年症状が軽くなっていることを実感しています。
点鼻薬は確かに即効性があり、今すぐ何とかしなければいけないときには強い味方になりますが、私のように依存してしまうと様々な弊害も出てきます。
私の場合は花粉症がひどくて点鼻薬を使っていましたが、まずは症状の原因そのものを突き止めて、自分に合う治療方法を見つけてじっくり体と向き合うことが大切だと思います。
夜中に何度も起きて点鼻薬を使うように
元々花粉症でしたが、症状は軽かったので点鼻薬を購入することはありませんでした。
しかし、妊娠してからはやたらと鼻が詰まるようになりました。
鼻呼吸がうまくできずに、ストレスになりつつあったので妊婦がストレスを抱えてはいけないと急遽購入したのが点鼻薬です。
鼻の中にスプレーするとしばらくは鼻が通って楽になるのですが、時間が経過すると効果が薄れてまた苦しくなるので再度点鼻薬を使用しました。
これを繰り返していたらだんだん鼻が通ってから苦しくなるまでの時間が短くなっていくように感じました。
それまでは寝る前に一度使用して、夜中起きた時にもう一度使用すれば朝まで鼻が通っていたのに夜中に何度も起きて点鼻薬を使うようになりました。
遂に点鼻薬だけでは眠れなくなったのでメントールの飴も舐めて眠るようになったのですが、ふと悪化していることに気が付いてインターネットで点鼻薬について調べました。
それからすぐに使用を辞めて、しばらくは苦しかったのですが我慢をしていたら点鼻薬を使用する前の鼻詰まりのレベルに戻ってくれたので助かりました。
少々苦しかったのですが、使用を続けていた頃に比べるとだいぶマシでした。点鼻薬を常用する危険性を身をもって知りました。
点鼻薬はここぞと言う時にだけ使いましょう
点鼻薬は便利ですから、ついつい使いたくなってしまうのは分かります。
しかし、使いすぎるとすぐに効き目が弱くなるし、場合によっては鼻づまりがひどくなってしまいます。
どうしても寝なければならない時や重要な仕事の直前など、ここぞと言う時にだけ使いましょう。温存しておけば、最後の手段として活用できます。
日々の花粉症対策には、点鼻薬以外の、自分に合った方法を選択するようにしましょう。
点鼻薬なしですっきりしたいなら
点鼻薬はここぞという時に使うとして、日々の花粉症対策はどうするのか?
色々と選択肢はあるでしょうが、管理人としてはなたまめ茶をおすすめします。以前、なたまめ茶を3か月以上飲んだ人たちに鼻炎が改善したかを聞いたら、そこそこすっきりしたという声が多数でした。
少しだけ引用します。
効果があったような気がします。というのも、母から勧められて、毎日飲んでいて、気がついたら、そういえば鼻炎なくなったなぁと気がついたからです。
元々花粉、ハウスダストなどのアレルギー持ちで、小学生の頃から鼻炎で鼻が詰まっていました。耳鼻科で薬をもらってやっと鼻炎の症状が抑えられるくらいでした。
なた豆茶は、母から勧められた当初は、どうせこれも効かないんだろうと思っていました。でも、何せ味が美味しいので、毎日趣味のように飲んでいました。
30パックの袋が二袋目に入る頃だと思いますから、1ヶ月以上飲んでいたと思います。劇的な効果ではなく、じわじわと効いていたと思うので気がつかなかったのですが、気がつくと鼻炎による鼻詰まりがなくなっていました。
確かに全部鼻炎がなくなった訳ではありませんが、それまでずっと鼻詰まりで就寝時に口呼吸だったのが、いつの間にか鼻呼吸をしていたのです。それに気がついた時はとても感動しました。
鼻の調子もいいし、美味しいのでずっと飲み続けています。
詳しくはなたまめ茶は鼻炎に効果的なのか?体験談を聞いてみたをご覧ください。
このように劇的によくなるというわけではありませんが、飲み続けていくうちに症状が軽くなっていったという人が多かったです。
副作用もないし、とりあえず2~3か月ほど試してみてはいかがでしょうか?もしかしたら毎日が楽になるかもしれませんよ。